レッツ ブリリアント 2021/10 第85号

発行者
精神障碍者社会復帰施設
特定非営利活動法人(NPO法人)ブリリアント 施設長 曽我 洋秀

住所 〒 441-8145 豊橋市駒形町字坂口56番地
TEL 0532-46-0033
FAX 0532-46-0163

URL http://brilliant-gh.sakura.ne.jp/

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令和3年10月15日発行

この頃思う事

施設長 曽我洋秀

 残念な事に、子供に熱湯をかけて殺した事件がニュースになっていました。平成10年頃までには1万件に満たなかった虐待が、28年にはその12倍以上の12万件を超えています。ネグレクトもしかりです。不適切な養育が子供の脳を物理的に傷つけ、学習意欲の低下や非行、うつや統合失調症などの病を引き起こす原因になっている事が分かってきました。そう言う人達に接して仕事をしている私には、家庭環境においてイジメなど不適切な養育が行われているケースがほとんどであること、家庭環境や親子関係が良い場合は少ないなどと言うこと、そして驚くのはその親達が不適切な養育を受けて育てられている事実です。

 最近では引きこもりの相談だけでなく、不登校の相談もありますが、親御さんたちに向かって言う事は「貴方が幸せになりなさい」という事です。意外とその助言だけで、不登校の子供が治ったと言う連絡をもらったケースが結構あります。当たり前の事が当たり前に出来る。これは大切ですね。

 小学校で社会を明るくする運動に何をしたら良いかと、校長先生とお話しをする機会がありました。それでは挨拶が出来る子供にしたいということになり、挨拶運動をしましたが、障碍を持った方や犯罪を犯してしまった人の家庭訪問をさせて頂くと、残念ながら、挨拶もろくに出来ない親がいる事実に驚きました。まず、こうした親御さん達から支援をしないといけない、とつくづく思う最近です。ありがとうございました。

ブリリアント菜園ノート

前田武志(寮生24歳)

今年も、たくさんの種類の夏野菜を植えて、育てて、食べました。

野菜の名前は、なす、そうめんカボチャ、ひょうたんカボチャ、トウモロコシ、ゴーヤ、スイカ、など他にもいくつか育てています。 今回とりあげる野菜はそうめんカボチャです。 実はそうめんカボチャは、昨年も作っていましたが、紹介するのを忘れていたので今回とりあげる事にしました。

まずはそうめんカボチャについてざっくりと説明します。 かたちはとうがんみたいなかたちで、色はうすい黄色、長さは大きくてだいたい30センチくらい、重さははかった事がないのですが、キャベツでいうと一・二玉分ぐらいの重さだと思います。わからない人は、スーパーなどに行った時に実際に二つ同時に持ってみたらなんとなく想像できると思います。

もしそだてたくなったらネットでも種はかえるので探してみてください、

ちなみに自分はテレビで見て興味を持ったので当時まだ寮生だった伊藤 剛さんに頼んでネットで買ってもらいました。たくさん実がなるので育てるのがと

ても楽しいです。

9ヶ月がすぎました。

酒井 貢 (寮生)

 畑の作物は、大根、キャベツ、ブロッコリーなど植えられています。体の調子が悪くて農業をやる余裕がなく、栽培にはあまり関わりませんでした。体調を整えて体が動くようにして農業をやっていきたいと思います。

在宅勤務

佐藤雅浩(寮生50歳)

 ブリリアントでは、新型コロナ対策として、8月の下旬から三週間の間、作業所(矢車草)を休むことになりました。ただし、僕だけは在宅勤務としてブリリアントの自分の部屋の中で作業をする事になりました。作業内容としては、主に‟ハレパネ”と呼ばれるボードに、文字が印刷された紙を貼り付け、決まったサイズにカットするというもので、だいたい30分に1枚というペースで作業をしていました。作業所とは違い、なかなか作業効率が上がらなくて大変でした。

作業所へ行くことは再開しましたが、まだまだ新型コロナの勢いが収まっていません。これからも気を引き締めていきたいと思います。

作業所を休む。

白井千雄(寮生76才)

 東京オリンピック、パラリンピックも無事に終わりました。ブリリアントでは8月24日から9月20日まで作業所へ行くのを休みました。毎日散歩したり畑の草取り等していました。今年は自然農法を取り入れて人参の種まきをしました。どんな味がするのか楽しみです。緊急事態宣言が解除されたので寮生全員で行楽に行きたいと思います。

科学は放射性廃棄物を無毒化できなかった!

杉浦 依和夫(支援者・ヨガ講師)

 東電の原発事故から、原子炉の廃棄、再稼働停止訴訟があちこちで起こっている。政府サイドは、何としても稼働させたい意向が見える。対して住民側はどうか、私は、大方は反対していると信じているが、意外と稼働やむなし、運転するべきだとする人も少なくないようだ。北海道の地に廃棄物処理場にと手をあげたのも如実に物語っているようだ。町長の真意は街の活性化に、が見える。莫大な交付金が得られるからだろう。 処理場を提供するということは、原発廃棄・核廃絶の頭は持ち合わせていないのではないか。

 元原子力規制委員会の小出裕章さんが、放射能の怖さ、原発廃棄物、汚染水の処理について訴え、反原発運動を展開している。冒頭の首題は、同氏の著書「100年後の人びとへ」の第2章の段落テーマである。この帯書きには「生まれ変わったら生涯を廃炉技術に捧げたい」とある。私はこれを見て心が震えた……、応援したい。彼は原子力の平和利用を夢見て原子核工学科に入学しますが、原子力発電所建設計画の反対集会に参加して以来、一貫して反原発の立場をとっているという。著作には「原発のウソ」、「原発ゼロ社会 全部なくす」、「隠される原子力 核の真実」などがある。

 私もうかつながら、廃絶については新聞紙上で知る程度でした。この本も、放射能汚染を憂いる長野県、その人たちの思い乗せ私の手許に送られて来ました。

 発電所からの燃えカスとしてプルトニウムがある。これは核爆弾の燃料になるもので、わが国では、内地と諸外国に保管されており、その数は広島原爆の6000発分という。

 そして、ゴミである大量の汚染土である。政府はこれらを高速道路、高架道路の盛り土に埋めることを計画している。例えば橋げたのコンクリート柱内に簡易的に防御して入れて外を固めてしまうということらしい。道路の周辺は放射能危険区域になるだろう。

 今や、この狭い日本では放射能から免れる地域などない。

 4,5日前の新聞のコラム欄では、東京電力福島第一原子力発電所の放射性物質を含んだ処理水を放出する方針を、政府は決定するという。原子炉への注水などで発生した水をタンクで保管してきたが、限界に達してきているという。そして、やむなく30年程度をかけて海に流すというが、地元の漁業関係者は反対している。海に流せばわが国の海域は汚染され、海産物は触れることができなくなる。国民全体の死活問題であるし、世界の海まで広がることは必至である。

 処理水からトリチウム以外のほとんどの放射性物質を除去する。除去できぬトリチウムについては海水で薄めて、排出基準の40分の1程度にする、というが。

 トリチウムは、水素の同位体で、原子核は陽子と中性子各一つ持つのを重水素、それより中性子を二つ持つのを三重水素、いわゆるトリチウムである。ちなみに中性子を持たない水素は自然界に最も多い。このトリチウムは一つの中性子から一つの電子を放出してそのトリチウムは、電子2、原子核(陽子2、中性子1)のヘリウムに原子転換される。原子番号2・Heになる過程をβ崩壊といい、ベータ線の放射性放出する。いわゆる電子の流れがβですが、これは弱い方で紙や非金属では通過するが、数ミリのアルミニウムでは通過しない。よって室内では、乱反射することから内部被曝するといわれておる。

 このトリチウムでさえ処理できないのであるから、セシウム、ストロンチウムなどの強いものを出す原発を稼働させるというのか、関係者よ、未来のために頭を冷やせといいたい。

 これが、首題の言葉の意味であり。そして、「未来の化学も放射性物質を消せない」という根底の理論を小出さんは発信しているのである。

午前中 出勤

小柳津昇久(寮生62歳)

 9月から、午前中月~土まで7時~12時まで働いています。出荷作業をしています。午後は散歩(30分~50分)歩いています。

 日曜日の夕食後はウクレレ教室をやっています。(月の砂漠、チューリップ、バラが咲いた、ちょうちょ、かえるのうた、ハッピーバースデー、ふるさと)です。たまにしかできませんが、ウクレレの練習をしています。本も読んでます。

☆彡 いろいろとふりかえり考えてみた ~つぶやきの秋~ ☆彡

鋤本 惠美(支援者、ボランティアグループ”ふれあい”代表)

秋がこんなに気持ちがいいなんてね~。

お空をみながら、お花を見ながら深まりゆく秋を楽しみながらの日々~。

ご縁をいただいたお寺の“月訓カレンダー”10月 ―神無月― のメッセージは、『「いつも立派でなくていい」人目ばかり気にしていたら、疲れてしまいますよ。ときには、いたらない自分を認めてあげることも大切です。』

立派・・・この言葉、もうずいぶん遠くに感じる。“この百合の花、立派だなあ~”

“おぉ!立派なバラの花だなあ~”と父。“あの方は立派な人だったね~”と母。

 思い出してみたけど、あんまり使うことがなくなって、聴かなくなった言葉・・。

立派・・・あらためて言葉の意味を調べて考えてみた。

 今年セミさんは大きくて声も勇ましく、優しくて立派な蝉だった。カタツムリさんもおっきくて、堂々として悠々と進む姿は立派だった。木蓮の花も百合の花も、松ぼっくりもどんぐりも、くすのきもソテツも松も・・。5月から実り初めた獅子柚子も立派な姿を見せてくれている。お月さまもお陽さまもお空も、自然はみんな立派だな~。 

でも・・・でもね・・・

 自分の弱さ 至らなさをしっかり見つめながら、人目を気にせず、恥じらいも忘れて、嘆き、悲しみ、怒り、混乱しながらも、精一杯生ききる姿も立派だったなぁ~と、

父、母の事を思い出してそう思った。

 “今では お墓参りに来ること~。できることはたった一つになってね。いろいろあるけど、わがままに気ままに過ごして、、あぁ、今日も無事に一日が終えられた~と思うのよ”と、お話をしてくださるのはお墓参りに見えたお檀家さん。ひとつひとつ荷を降ろして、ほっとされたのかな。月日が過ぎて、なおさら穏やかなまろやかなお顔に、わたしもほっとさせられた。

 「立派」という言葉を考えたり思い出したりしながらの日々~。だんだん近くに感じてくるうちに、至らないこと、欠けていること、ひとつひとつあることが、うれしくなってきちゃった。至らないことますます増えてきちゃって・・今では、これもオッケ-!あれもオッケ-!それもオッケ-!気ままに、あるがままにおもむくままに、我がままに・・そして・・・“ごめんなさい ありがとう”と 素直につぶやいているわたし。

ひとつのことに時間がかかるから、あっという間に一日が過ぎて、眠くなったらおやすみなさい~☆彡 そんな日が続いて10月。“それでいいのよ”とお檀家さんの声がした。日が過ぎていくこと、流れていくこと、だんだん自分のことでいっぱいで、人の目を気にすることができなくなってきたということは、「我」のみになれたこと。 

これって真の幸せなことなんじゃないかな~。そんなこんなを思う秋。お寺にご縁をいただいて、月訓カレンダーとの出会いにありがとう♡

 先月、ボランティアグループ“ふれあい”の活動でご縁をいただいている、心理カウンセラー・己書師範の則武謙太郎さんのセミナーを開催。「自分らしく生きる~」ということを参加したみなさんと一緒に考え、学ぶ時間。謙ちゃんのお話の中で今も心にずっと残っている言葉がある。 それは・・・“使命とは命の使い方” 

 この言葉が、今も風にゆられてひらひらひらり、ひらひらり~。 ふりかえってみたらね、命の使い方をず――っとず――っと実践して研究してきたんだなって、なんだかうれしくなっちゃった。みんなみんな、命の使い方の方法を考えたり、実践したり、あ-でもない、こ-でもない・・・と悩みながら精一杯生きてる~。だからゆとりがなくなって、腹も立つし、ぶつけちゃうし、人のせいにしちゃう・・。 でもね、

考えたら、ぜんぶ自分の問題だったって気づいたんだよね。 だから、堂々と勇気を出して、自分だけの命の使い方を工夫して毎日を過ごせば、笑顔が増えて、きっと回りも幸せになって笑顔がどんどん増えていくんじゃないかな~。

 “天命ってね~僕はこう思うんだよ。天命とは、神さまとの約束でね、「苦しい世の中で本当の幸せを見つけに行ってきま――す」って降りてきたんだよ”と謙ちゃん。

 そうだね~そうだよ。みんな、自分探し、人生探し、幸せさがしをしてる~。幸せになるために、喜ぶために、楽しむために生まれてきたんだよ~と、お空も、神さまも、仏さまも、ご先祖さまも、みんなみんなそう言ってる~。わたしがいつの日か、お空に還ったら、おなじように言うと思う。父、母も今はお空の上からそう言ってるはず。

だから、これからもず-っと わたしの命の使い方、方法を見つけていきたいな。

自分探しは楽しいな~。使命って、こういうことだったんだね~。 

いろいろつぶやいて気づかされた秋。たくさんの言の葉に、ご縁にありがとう~☆彡

 ボランティアグループ“ふれあい”は今年で21年目。毎月第1水曜日午後1時半から開催の「傾聴ふれあいカフェ」は2年を過ぎました。さまざまな人生の歩みをシェアしながら、心の想いを語り、聴いていただくことの大切さをみなさまと共に学んでいます。隔たりのないあたたかなふれあいの輪、傾聴の場が広がりますように~。みなさまのご参加お待ちしています。ご案内まで~(*^-^*)

絵葉書その1

絵葉書その2

絵葉書その3

絵葉書その4

絵葉書その5

絵葉書その6

絵葉書その7

絵葉書その8

コロナ禍の中のブリリアント、私の生活

理事長 内田里枝

「コロナなんてもうウンザリ。いつまで我慢するの?いつになったら元の生活に戻るの?」回りではそんな声が飛び交っています。

 戦争というものを知らずに平和な社会で幸せに育ってきた私達。しかし、戦争とは違うかもしれませんが、それなりの試練がやってきて、苦労を強いられている事実に、いつの時代も人間はノホホンと暮らしてはいけないんだなと思う次第です。こうなりゃ受け入れるしかないさ。私は腹をくくって考え方を切り替えました。ノンビリを楽しもう!!

 ブリリアントの世話人の私は、いつもせわしく生活していました。慰問活動が月に1~2回あり、一週間前になると毎晩練習です。また、講演会あり、旅行あり、祭りありで、そんな行事に追っかけられて、あっという間に過ぎてしまう一年でした。

 しかし、今は何もない。週末に行うブリリアント菜園での畑仕事くらいのものかな?あまりに単調なので、寮生達の料理教室を始めることにしました。朝食と夕食を手伝い、料理を覚えようというもの。今までは盛り付けや配膳くらいだったのが、包丁を使って切る、煮る、揚げる、炒める等も指導することになりました。これは彼等が自立していく時にきっと役立つと思います。

 それから、新しく始めたことは、ウクレレ教室です。私の趣味でやっているウクレレを寮生達に教え、ウクレレの楽団を作ろうというものです。白、黄色、緑、茶、ピンク、いろんな色のウクレレを仕入れて、週に1~2回練習しています。名前はレインボー楽団とでもしようかな?コロナが収まり、また慰問が再開された時には、きっと役立つことでしょう。それを楽しみにしています。

 私の生活は.....と言えば、毎日庭の草花に水をかけて、その後散歩に出ます。四季折々の草花を眺めながら。今は彼岸花が素敵です。彼岸花は赤と決めていた私は、白い花もあるのを知ってびっくり。最近あちこちで見かけます。驚いたのはブリリアントの隣の雑木林にも突然白い彼岸花がニョッキリ姿を現しました。今まで気付かなかっただけかも知れませんが。それから萩の花も散歩の土手に咲きだしました。また、家の近くまで来ると、菊芋の黄色い花が顔をのぞかせます。そこは近くのお百姓さんの要らない野菜の捨て場になっている所です。きっと沢山の菊芋が捨てられたのでしょう。ひまわりのような可愛い花です。そんな花々を眺めながらの散歩が終わると、今度はブリリアントの庭園です。大事に大事に育ててきたコスモスがやっと咲き出し、ピンク、白、牡丹色の三色の花々が風に揺れています。夏の花、ペチュニア、百日草、坊主花の代わりに主役を務めているのです。斑入りのススキも穂が出て秋をしみじみ感じさせられる毎日です。

 コロナ以前は忙しくて、そんな花々と対話する暇もなく過ぎてしまい、「あれ、もう散ってしまったの?」という感じでした。しかし今は、お蔭で色々な発見があります。楽しみがあります。草花が愛おしく思えます。草花の芽を発見すれば、子供が産まれたような嬉しさ。「あなたは何処にいたいの?何処で活躍したいの?」と、一番喜ぶ場所を提供する。毎日「のどが渇いてない?」と、対話する。そして、その子がつぼみを作り花を咲かせると、私の幸せ度は100パーセントになります。そんな草花に癒される毎日で、コロナ禍も悪くないなと思える今日この頃なのです。

みんな揃ってウクレレの練習風景

みんな揃ってウクレレの練習風景

レッツプリリアントNo.84を読んで

ふれあい「傾聴ボランティア」 M.S

施設長さんの”新年度を迎えて”に「受容」という言葉があります。受容は傾聴のもっとも大切なスキルです。受容は、あなたはそのように考えて(思って)いるんですね、と受け容れる(止める)ことですが、つい、口をはさんだり、それは違う、これはこうだ、と否定や意見を言ってしまいがちです。何故、そのように考えるのか(思うのか)、その「気持ち」が聴ける、そんな聴き手になりたいと思って(言うは易し、行うは難し)、私も努力中です。

「菜園ノート」、読ませてもらいました。これだけ多種類の野菜を育てるのには、その維持、管理が大変なのでしょうね。水、肥料、消毒など。苦労した分、収穫時にはその喜びも大きいでしょうね。産地直送ですからおいしさも格別ではないでしょうか。育ってくれたことに感謝して、それは、自然の恵みに感謝してということでしょうか。おいしく育つといいですね。

理事長さんが口ずさむ唱歌「みかんの花咲く丘」は終戦の翌年、NHKのラジオ番組で発表されたのだそうです。この歌は放送前日の午後になっても出来上がっておらず、悩んでいた作曲家の海沼さんは、まず、歌詞を加藤さんに依頼、加藤さんは30分ほどで書き上げ、その後、作曲され放送に間に合わせたのだそうです。一夜漬けだったんですね。

みかんの花は5月中旬頃から白い花を咲かせるのだそうですが、私は見たことがありません。詞を書かれた加藤さんはみかんの花咲く丘から遠くの海を、遠くの母を思い浮かべながらがら書かれたのでしょうか?(三番にかあさんの詞が出てくる)

プリリアントにはみかんの木があるとのことですが、一カ月余りもすると花が咲くのでしょう。甘いかぐわしい香りが何とも言えない幸せな気持ちになる、とのこと、もうじきですね。

唱歌には優しさ、温もりがあって私も好きです。題名を聞いただけで歌詞が出てくるほど通ではありませんが、誰かが歌うと、思い出しながら歌います。好きな歌は、「かあさんのた」。手袋を編むお母さんの暖かさと、手袋の温かさが同時に伝わってきます。

閉館するホーロー看板研究所の話は中日新聞でも読みました。5000枚以上の看板と広告資料というのはすごいですね。ボンカレーの松山容子さんやオロナインの浪速千恵子さん、オロナミンCの大村崑さんなどのホーロー看板を思い出します。

松山容子さんはテレビ時代劇の「姫七変化」で女剣士を演じていました。浪速千恵子さんはNHKのラジオドラマで花菱アチャコさんと大阪を舞台にした「お父さんはお人好し」という番組に出演していました。子どもの頃ラジオで聞いていたのを思い出します。現在放送中のNHKの連続テレビ小説「おちょやん」のモデルはこの浪速千恵子さんなんですね。記事にもありましたが、こうした古い看板、昔の生活用品、写真などは高齢者向けの「回想法」の道具として使われています。脳の活性化に大変役立つのだそうです。私の脳も活性化したかな?

行事報告  令和3年4月~9月

4月
4/1 (木)お話し会
4/3 (土)畑の仕事
4/4 (日)餃子教室
4/8 (木)お話し会
4/10(土)畑の仕事
4/11(日)駒形神社 掃除
4/15(木)誕生会(酒井さん、進二郎)
4/17(土)畑の仕事
4/22(木)お話し会
4/24(土)畑の仕事
4/25(日)曽我先生カウンセリング
4/29(木)お話し会

5月
5/1 (土)畑の仕事
5/2 (日)駒形神社 掃除
5/3 (月)フラワーパーク、動物園
5/6 (木)お話し会
5/8 (土)畑の仕事、資源回収
5/13(木)お話し会
5/15(土)畑の仕事
5/20(木)お話し会
5/22(土)畑の仕事
5/23(日)防災訓練
5/27(木)お話し会
5/30(日)曽我先生カウンセリング

6月
6/3 (木)お話し会
6/5 (土)フラワーパーク
6/10(木)お話し会
6/12(土)畑の仕事
6/17(木)お話し会
6/19(土)畑の仕事
6/24(木)お話し会
6/26(土)びわの収穫、ブリリアント総会
6/27(日)曽我先生カウンセリング
行事報告令和3年7月~9月

7月
7/1 (木)お話し会
7/3 (土)畑の仕事
7/8 (木)お話し会
7/10(土)畑の仕事
7/15(木)誕生会(佐藤さん)
7/17(土)畑の仕事
7/22(木)お話し会
7/24(土)畑の仕事
7/25(日)曽我先生カウンセリング
7/26(月)庭木の剪定作業、ベランダ修繕作業
7/29(木)お話し会
7/31(土)畑の仕事

8月
8/1 (日)耕運機 納入
8/5 (木)お話し会
8/7 (土)畑の仕事
8/8 (日)ウクレレ教室
8/12(木)お話し会
8/14(土)畑の仕事
8/15(日)ウクレレ教室
8/19(木)お話し会
8/21(土)畑の仕事
8/22(日)ウクレレ教室
8/26(木)お話し会
8/27(金)ブリリアント会議
8/28(土)畑の仕事
8/29(日)曽我先生カウンセリング

9月
9/1 (水)ウクレレ教室
9/2 (木)お話し会
9/4 (土)畑の仕事
9/5 (日)ウクレレ教室
9/8 (水)ウクレレ教室
9/9 (木)お話し会
9/11(土)畑の仕事
9/12(日)ウクレレ教室
9/16(木)お話し会
9/19(日)ウクレレ教室
9/23(木)お話し会
9/25(土)畑の仕事
9/26(日)曽我先生カウンセリング
9/29(水)ウクレレ教室
9/30(木)誕生会(高太郎、内田里枝)

ブリリアントにご協力いただいた方々

北川藤良様、鋤本恵美様、澤田竜弥様、杉浦依和夫様、森下昌洪様、曽我洋秀様、佐溝力様、山口京子様、井上浩様、豊橋善意銀行様、カリオンビル様、山本様、豊橋市社会福祉協議会様

ブリリアントにご寄付下さった方々

金原博昭様、天野裕子様、曽我洋秀様、鈴木静子様、山本様、生沼雪子様、吉田市子様、金子様、木下真男様、北川藤良様、大橋様、藤井様、黒木武秀様、(株)造船サービス様、佐藤勝紀様、河合邦明様、河合きほ様、伊藤剛様、山本小夜子様、岡本和子様、立岩恵子様、七森尚子様、兵藤なつき様、矢車草様、山本良美様、大沢芳江様、杉浦依和夫様、佐溝力様、加藤様、金原光昭様、金原康純様、豊橋善意銀行様

いろいろとご協力、ご支援ありがとうございました。

編集後記

 今年度より、機関紙「レッツ ブリリアント」の発行は、4月と10月の年2回となりました。このコロナ禍においても、ブリリアントの寮生は前向きに頑張っています。今後とも、皆様のご支援ご協力をよろしくお願いいたします。

内田 里枝

 先日の畑作業で、大根や白菜、水菜などの抜き菜をし、採ってすぐに茹でて食べました。若い葉なのでとても柔らかく、新鮮で瑞々しくて何とも言えない美味しさでした。本格的な収穫時期はまだ先ですが、抜き菜は今だけ味わえる秋の味覚で、地道に頑張っている草取りのご褒美のようにも思えます。

内田 一恵

 「レッツ ブリリアント」の発行が、年に2回になったので、前回から半年ぶりの発行になりました。しかしコロナ禍の影響で、これといった話題も少なく、原稿を考えるのがなかなか思いつかなかったりしました。半年後にはコロナが落ち着いて、いろんな行事が出来て、楽しい話題でいっぱいになればいいなと思いました。

佐藤 雅浩
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