レッツ ブリリアント 2018/07 第73号
発行者
精神障碍者社会復帰施設
特定非営利活動法人(NPO法人)ブリリアント 施設長 曽我洋秀
住所 〒 441-8145 豊橋市駒形町字坂口56番地
TEL 0532-46-0033
FAX 0532-46-0163
URL http://brilliant-gh.sakura.ne.jp/
新施設長として
施設長の内田貴士さんが1月に亡くなられ、今年のNPO法人ブリリアントの年次総会で施設長に選ばれました。また一方、今年度は法務大臣より保護司に任命され、町内の氏子の役員も引き受けていまして、それらの仕事の合間に本業をしています。あっという間に半年過ぎてしまった感がします。7月に入って保護司の活動として、社会を明るくする活動があり、先輩保護司の方に送っていただいて感じたことは、明るく楽しく生きておられる、という事だと思います。先輩保護司から、何度も犯罪を犯してしまう人にどうしたら、と聞かれましたが、相手を理解して寄り添う事だと思っています。皆様方のご理解とご協力をお願いして挨拶に代えさせていただきます。ありがとうございます。
なお、お知らせとして、今年度のブリリアント祭りとクリスマス感謝祭はお休みさせていただきます。
御岳山の仇を奥只見で討つ:イワナ釣りその2
前72号では御岳山麓の渓流でのイワナ釣りの話を書かせていただきましたが、今号はその2です。去る6月16~17日に、新潟県の奥只見という山深い所で、大学時代の釣り同好会のOB会釣行が催されました。機関誌-第66号「ダイエットと体力増強を始めました!」で書いたように、一昨年のOB会釣行は、その後始まったダイエットのきっかけとなったものです。一昨年は釣り場に行くために林道を往復15kmほど歩いてバテてしまい、死ぬほどの思いをしたので、頑張って自転車通勤とダイエットとウォーキングを続けて、約10kgほど痩せることができました。それに加えて今回は秘密兵器の自転車を持ち込むことにしました。通勤用に買った自転車ですが、簡単に前後輪が取り外せ、専用の収納袋に入れると、新幹線に無料で持ち込めるのです。普通の自転車よりは少しタイヤが太いので、未舗装の林道でもなんとか走れます。
僕は、1日休みをとらせていただき、15日(金)から出かけました。朝8時半、前日に駅西の自転車預かり所に預けておいた収納袋入り自転車を受取り、釣り竿ケースを入れ、肩に担いで新幹線乗り場に向かいました。重さは約11kgです。他の荷物はウェストバッグだけで、他の釣り道具や着替えは前もって宅配便で宿泊先のロッジに送っておきました。自転車収納袋を置けるように、新幹線の車両の一番後ろの席を予約しておいたのですが、いざ乗り込んでみると、どなたかがスマホを充電しているらしくコードが伸びていて、3列がけの座席の後ろには置けません。仕方ないので2列がけの後ろになんとか押し込み、少々通路にはみ出しましたがそれで良しとしました。9時に豊橋発で10時に新富士駅に着き、そこでT先輩と落ち合い、そこからは先輩の車で、新東名、首都圏中央連絡自動車道、関越道を経由して、奥只見の銀山平にあるロッジに着いたのが3時半でした。夕方少しだけ釣りをしてから温泉に入り、おいしい夕食をいただいて早めに寝ました。
翌16日は夜中の2時半頃に、東京からの徹夜ドライブ組4名が到着し、4時前に福島からの先輩1名が到着しました。いよいよ釣行に出発です。3人がボートで湖の釣りへ、僕とT先輩、M先輩、同級生のO君が車2台で、一昨年と同じ渓流へと向かいました。一般車は入れない林道の入り口に車を停め、さっそく釣り支度をして、自転車を袋から出して組み立てました。T先輩も一昨年絶大な威力を発揮した折りたたみ式電動自転車を準備しました。朝5時過ぎ、自転車組2人、徒歩組2人でいよいよ林道へと入って行きました。林道は所々舗装されていますが、登り坂がきつく、歩くぐらいのスピードでえっちらおっちら進みました。1時間ほど進むと沢があったので、徒歩組の2人はそこから降りて本流を釣り始め、僕とT先輩はさらに上流を目指します。さらに30分ほど進むと、何ということでしょう!山の斜面の上から河原まで大きな雪渓が残っており、林道を塞いでいました。自転車を担いで雪渓を横切るのはちょっと危なくて考えられなかったので、そこへ自転車を停め、歩くことにしました。幸い残雪は固く締まっており、拾った木の枝を杖にしながら気をつけて渡りました。行程の半分ほどを残して歩くはめになりましたが、その先に待つ釣り人にとっての楽園を思うと、自然と歩みが速まります。もう1ヶ所の雪渓も越え、出発から3時間半ほどで目的の沢に到着し、林道から岸辺まで斜面をずり降りた後で、いよいよ釣りが始まりました。最初に出くわした見込のありそうなポイントで、T先輩が順番を譲ってくれたので、黄色と銀色のまだら模様の派手なプラスティック製ミノー(疑似餌の一種:前号参照)を、慎重に流れ込みへと振り込みました。流れに乗って泳がせてきたミノーが、流れ出しの石に達する辺りで大きな灰色の魚影が追って来たのが見えました。 『うわ!いるいる!』 ドキドキしながら第2投目、しかしもう反応がありません。それでは、ということでT先輩がミミズを振り込むと、たちまち見事に大物を釣り上げました。30cmは越えていたと思います。先輩が鉤を外してイワナを顔の前に掲げ、写真を撮ろうとポーズをしたら、急に暴れて逃げられてしまいました。(笑) ほんの小さな沢ですが、深山幽谷のこの地では、イワナが大きく育つようです。
その沢からいよいよ本流へと向かい、至る所にある魅力的なポイントを狙ってみますがイワナの気配がありません。おかしいなぁと思いつつ遡行して、本流の大滝に着きました。ここは大学時代の昔から、先輩たちが大物を釣り上げている絶好のポイントなのです。下流から慎重に、足音を忍ばせて滝壺にアプローチし、淵の真ん中にミノーを投射して引っ張ってくると、青みがかった深みから魚影が飛び出し、瀬までの長い距離を矢のように追った後でバクッと喰いつきました。グングンと良く引くのを遊ばして手網ですくうと、尺(30cm)にはちょっと届かないぐらいの良型でした。滝横の岩棚に登ったT先輩も、同じくらいの良型を連続して釣り上げています。イワナがここに集まっていたようです。
ふと淵の流れ出しの脇を見ると、崖までの間に水深40cmほどの淀みがありました。何か怪しい気配がしたので、そこへミノーを振り込んでゆっくりアクションを付けながら引いてくると、かなりの大きさの魚影が追って来て、反転して消えました。 『あれはデカイぞ!』 少し間を置いてから、さらに遅めに動かして誘いをかけると、ガツンと当たりがあり、ズシンと重い手応えが竿から伝わってきます。 『やった!』 川底に貼り付いたように粘って抵抗するイワナを竿でこらえてたたかい、右へ左へと走るのをいなしながら何とか足元まで寄せてきて手網ですくうことができました。嬉しさで思わず浅瀬を走って渡り、岩場のT先輩の所へ向かい、今度は確かに写真を撮してもらいました。自己最高記録タイの37cmのイワナでした。これまでの苦労が報われ、心が晴れて洗われる想いでした。
静岡市の旅
6月23日(土)・24日(日)の2日間、私たちは宿泊先の清水区にある竹下ナギサヤさんをはじめ静岡市内の施設を7か所ほど見学しました。
竹下ナギサヤさんを歩いてすぐにある東海大学海洋研究所内に高さ3メートル近くの大きな水槽にイワシやサメ、エイなどが泳いでいて種類も生き物も違うのに海水が入った大きな水槽の中で心をかよわせて泳いでいたいものなんだと思いました。
宿泊先の夕食に桜エビのかき揚げがおかずとして出て、まだみんな桜エビのかき揚げは食べていなかったんだと私は思いました。
24日(日)の朝、竹下ナギサヤさんのおかみさんと別れの挨拶の最中に現場のロビーにサッカー日本代表の岡崎慎二さんと思われるサインが書かれた色紙が飾ってあったことに驚きました。W杯の開催国ロシアでプレーする彼は竹下ナギサヤさんの女将さんたちをはじめ私たちに相手国と戦うことを届けているようです。
丁字屋さんに入って歩く通路に日本風のパッチワークが飾られていて、私の次に見たい人がいると思いました。当店を出てすぐそばのお茶屋さんに寝そべったカエルさんの置物に注目したくなりました。代わりに行儀の良いカエルさんの置物が並んでいたら他の商品を見たくなったと思います。
ディスカバリーパーク焼津に寄り、両足だけを使ってボールをお皿の真ん中に入れるゲームに挑戦しました。初めはそばで遊んでいる子をケガさせてしまう意味で恐かったですが。私は、ボールがゴールに入るか以上にアンバランスな道具に足を乗せて道具のくぼみに沿ってボールを転がすことで気分転換になり、体幹トレーニングにもなれるのかなと思いました。
入り口付近に赤と青のセロファンが貼られた写真に特別なメガネをかけて写真を見ました。火星の一望の果てしなさに何も叫べませんでした。
プラネタリウムの上映が始まって私は20年前に映画館の中で居眠りをしてしまって「タイタニック」を見逃してしまったことを思い出しました。今回も途中で眠りたくなって幸せな気分になりました。このまま最後まで見られなくなってしまうのかと思いました。
最後に今年の旅行を自己評価しますと、それまでの打ち合わせと宿泊先で2日目の打ち合わせに参加した時に幹事さんが練ったスケジュールに合意しなかったり、出発と移動中に交通ルートを蛇行摺るように運転手さんに指示したら、スケジュールに響いたり、レンタカー代そして翌日の出費の明細も数え切れない程の金額になったと思います。私も超過した分も払わなくてはいけなくなってしまったと思います。
ジャガイモの収穫など
6月になってジャガイモを掘ることになりました。マルチを張って植えたので草取りが楽になりました。マルチをもう一度使うようために、痛めないようゆっくりとマルチを持ち上げたら地面の上に大きなジャガイモが出て来たのでびっくりしました。土曜日の朝に、他の寮生と一緒に畑を掘ったら、大小色々なジャガイモが出て来て豊作でした。
畑で採れたジャンボにんにくを発酵させて試食をしました。
梅雨が明けそうだったので、急いでサツマイモの苗を植えることにしました。雨のおかげでサツマイモのツルが元気になってほっとしています。
スイカの成長について
今年は5月後半にスイカの苗を植えました。初めの頃は風や虫に苗がやられてしまい、枯れてしまった苗もあり、苗を植え替えたりミニハウスを建てて虫対策をしました。
そうしたら6月の2・3週目頃からものすごい早さで成長して、気づけばスイカの実がなっていました。7月7日にお試しで1つ採って切ってみたところ、まだ少し早かったです。さすがにまだ早いだろうとは思っていましたが、どれぐらい成長してくれたかが知りたかったので、まだ早かったとはいえ無事に成長してくれていたので安心しました。
6月の半ばには3玉だったスイカの実が最近は8玉に増えてひとまず良かったです。ちなみに書き忘れていましたが、スイカの苗は4本植えて今は3本です。
一泊旅行のこと
6月にブリリアントのみんなと静岡に旅行に行って来ました。1日目はフェルケール博物館で色々な船を見たり歴史などを学びました。東海大学の自然史博物館や海洋博物館では、大きな恐竜や小さな恐竜の化石、マンモスの化石などに見入っていました。小さな魚、イワシ等の身近な魚、カワイイ魚、珍しい魚、サメやエイ等の大きな生物が生きて泳いでいる姿を生で初めて見たのでとても刺激的でした。
2日目は日本平のロープウェイに乗って、久能山東照宮にお参りに行きました。建物がとてもキレイで美しくて、日本の建築技術のすごさを感じました。続いて東海道五十三次の丸子宿にある「丁字屋」に行った時は、かなり格式の高そうな感じを受けた料理屋だったので驚きました。注文したとろろ定食はとても美味しかったです。次に訪れたディスカバリーパーク焼津のプラネタリウムで見た星空がとてもキレイでした。星座や小惑星探査機「はやぶさ2」等についても色々勉強になり面白かったです。とても有意義な旅行でした。とても楽しかったです。
"お大事に" は禁句-Ⅱ
病人に「お大事に」と声かけるほどに病状の好転、治癒は遅れる。それだけならばいいが慢性化や難病にならんとも限らない。
高校生の発言投稿で"「頑張れ」逆効果のときも"である。「頑張れ」は時に人の背中を押して勇気を与えます。それで「よし頑張ろう」「自分はまだ頑張れる」と前向きに進む人もいます。しかし人を追い詰め、苦しませることもあります。「今頑張ってここまで来たというのに、これ以上どう頑張ればいいの」と、誰にも相談できず抱え込んでしまう人も中にはいます。言葉は本当に難しいです。たった一言で人生を左右されてしまう人もいるからです。・・・・・・・あなたは何を思ってその言葉を言いますか?あなたは「頑張れ」と言われたときどのように感じますか。(完)
どんな症状であれ、人は他人に言われずとも治ろうと養生に努めているのである。それをお大事にとは、これ以上どう養生したらいいのかと思うだろう。安易に投げかけるやつほど無礼な者はいないのである。心に響く言葉は潜在意識に働く。それは免疫を上げ、あるいは薬以上の効果をあげることができるのである。
もうひとつ事例を紹介しよう。アル中患者さんと内科主治医との会話である。
患者「酒とタバコを呑んでもいいですか?」
医師「あなたは今、健康を回復しているところです。以前の不健康な体になって苦しむのがいいのか、よく考えてください。」
そして医師は、さらに柔和な顔で優しく、
「私も酒とタバコなしで、健康体で過しています。健康を大事にする思いを共有できませんか」と患者さんを自身に決断するよう促した。
しばらく沈黙して、患者は目を細めて
「そうですね、先生と一緒にやります~」ハッキリとした口調で答えたのだ。
付き添いの介助士は、ガンコ一徹なこの男を見つめながら、この医師の熱き人柄の思いを背中に受け、胸の中に染み渡るのを覚えた。
心の中まで治療したように思える。これこそが医術の神髄である。
このような心持にさせるというのは誰にでも通用するわけではない、マニュアルがあるわけではない。ここが難しいのである。先生は、人には心のカラダのクセを持っており、それが邪魔をしてその誘導が、潜在意識に届かないからいかに働きかけるかを学ばなければならないと。誘導は何気なしで聴いたことがそのまま力になることが原則である。意識させたのでは観念にまとまらない。何気なしで聴いてしまうような暗示を与えることである。
意識を通らず、潜在意識に筒抜けに入った言葉は潜在意識の能力を最大限に活かすのです~観念とは、無意識思考作用とだけ謂っておきましょう・・続へ!
佐溝コレクション総会に参加して
5月になるとブリリアントの寮生達が心待ちにしている行事がある。「佐溝コレクションの総会」である。今年で10周年を迎えるという。
総会が行われる日、私達ブリリアントのメンバーはまずお弁当作りから始める。というのは総会が行われる場所は愛知県民の森のすぐとなりにあるログハウスだからである。豊橋から車で2時間ほどだろうか。
まず最初のお楽しみはその県民の森でのピクニック。森にはきれいな川が流れていて、小さな魚(ハヤ)がいっぱい泳いでいる。大きな錦鯉もいる。その河原で自分で作ったおにぎりをほおばりながら魚と遊ぶ。今年はお麩を持って行って、それを水の中に投げ入れると魚がワーッと寄って来るのが何とも言えずかわいい。
お腹もいっぱいになり、森林浴もでき、命の洗濯も完了したところで私達はすぐとなりにあるログハウスに向かう。森の中にあるそのログハウスは何かの小説の舞台になってもいいような雰囲気の別世界である。周りには、佐溝さんの作品が所狭しと飾られ、お客様を迎えてくれている。
ここで少し佐溝力さんの御紹介をさせていただこうと思う。佐溝さんは豊川市に住んでおられ、「ホーロー看板」の収集では日本一であり、テレビ・新聞・雑誌等で大活躍されている。豊川の話題といえば必ず佐溝さんが登場するという有名人だ。しかし最近はホーロー看板だけでは飽きたらず、河原に出かけてはそこで拾ったサビサビでデコボコに変形した鍋・弁当箱・やかん・空き缶等に色を塗ったり切ったり貼り付けたりしてアート作品を作っている。そんな作品の展示会を「ヒロッタージュ展」と名付けてあちこちで開催し、好評を博している。私達も何度かおじゃましているが、独特の世界観があり、見る者をやさしく温かく包んでくれる。
ログハウスには私達をタイムスリップさせてくれるような懐かしさがある。佐溝コレクションの役員さんやメンバーさん達も自然体だけれどやさしさにあふれている。あまりの居心地の良さに毎年参加させていただいている。おまけに総会の後のミニコンサートでブリリアントのコーラスも聞いていただけるとあって、願ったり叶ったりの行事である。
プログラムに沿って総会がタンタンと行われ、いよいよ最後のお楽しみのミニコンサートとなる。トップバッターはブリリアントから。今年は童謡2曲と「見上げてごらん夜の星を」と「花は咲く」の4曲を聞いていただいた。その後は会員の方のすばらしいソロ、そしてお待ちかね佐溝さんの「ヨイトマケの唄」と十八番の「憲兵伍長のうた」と続く。佐溝さんの声は美しいだけでなく哀愁もあり、聞く人をいつしかその歌の世界に引き込んでしまう。また、役員の方のバイオリンの伴奏も素晴らしかった。
最後はメインゲストのアコーディオン奏者:正岡しのぶさんの演奏。昨年も聞かせていただいたが、その素晴らしさに会場全体が皆ウットリ酔いしれた。シャンソンの名曲「パリの空の下」は良かった。私はフッと思い出した。今から8年前、私の60歳の還暦祝いをこのログハウスをお借りして行ったことを。恩師であるマダム芳江先生を迎えてシャンソンのコンサートだった。私は先生からお祝いに頂いた真っ赤なちゃんちゃんこならぬドレスを着て、前歌を歌ったっけ。マダム芳江先生は歌はもちろんだがトークがとってもステキ!!先生の「人間コンサート」もいろいろ思い出してしまった。
おいしいコーヒーやお菓子をいただきながらのミニコンサートもアッという間に終わりお開きの時間となった。いつまでもこんな世界を味わっていたいと思い、コンサートの余韻を感じつつ私達は帰途についた。素晴らしい総会だった。
☆彡~月訓カレンダー 7月 文月(ふみづき) ~☆彡
『倶会一処』 「ひとつの処(ところ)で 倶(とも)に会う」
亡き方と、いつか極楽浄土で会える ー それを楽しみに、お念仏の日々を
64年の人生において、両親はじめ道しるべとなってくださった方々は、あちらの見えない世界から、ときおりメッセージをくださいます。
あるときは 光の粒になって あるときは 風になって
あるときは お蝋燭の灯火から
また、あるときは 小鳥さんと一緒に あげはちょうと一緒に
そして 子猫ちゃんと一緒に
季節は、紫陽花から向日葵と移り変わり、盆月を迎えました。
毎年お盆が近づくと あちらに旅立つ間際、とても大切な時をご一緒させて頂いた、両親はじめ、たくさんの方々、お一人お一人のお顔を思い出します。
先日は、わたしの人生の最終章の道しるべとなってくださり、多くのことを学ばせて頂いたお方様の四十九日。この日は、朝からセミさんが大合唱。ちょっとした曇り空。そよそよと心地よい風。~虚空からきて、虚空へ還る~と、日本ホリスティック医学協会会長・帯津良一先生のお言葉。
~見えない世界→中陰(陰)見える世界→本有(陽) 陰と陽を繰り返し繰り返し、バランス良くすべては循環している~と、和尚さまのお話。中陰のお参り(七日七日のお参り)とは、旅立たれたお方に寄り添って、安心してあちらの世界へお還りいただくために、七日ごとに、こちらから後押しをするためのお参りなんだなあ~☆彡 ただ、見えないだけで、あちらと、こちらはつながっていて、今も共にいる。そんな風に思えることができたのも、あちらに旅立たれた方々がくださるメッセージのおかげだなあ~☆彡
今日も、お空を見上げて にっこりにこにこ~ありがとう。。。みなさんが、遺してくださった穏やかなお顔、お優しいまなざしが目に浮かびます。今、生かされていることに感謝して、わたしのこちらでのお務めをさせていただいて、いつの日か、みなさまに会えるその日を楽しみに、一日一日、わたしのリズムで歩んでいきますね~。
今年もお寺の垣根に、セミの脱殻がたくさん!せみさんがでてくる穴はあちこちで、脱皮をする場所もさまざま。垣根の結び紐に足先を引っかけて・・・小さな葉っぱの端につかまって・・・こんなところで脱皮したのぉ~~~??(@@;) せみさん、おつかれさま~ありがとう♡
そんな垣根を、端から端へとゆったり の~んびり横切る 大きなかたつむりさん🐌
石臼の中では、めだかさん達がすいすい泳いであそんでる~♬
のんほい のどかな なつかしい時間
たくさんの 愛おしい命に ありがとう ありがとう ありがとう
行事報告 平成30年5月~6月
5月
5/5 (土)畑の仕事
5/6 (日)駒形神社掃除
5/12(土)「ブリリアント」慰問(豊橋ケアセンター)、
太鼓の練習(さくらピア)
5/19(土)佐溝コレクション総会(ログハウス)、呼吸サークル(文化会館)
5/26(土)畑の仕事、「ブリリアント」慰問(椰子の実)、誕生会
5/27(日)ゴミ0運動、曽我先生カウンセリング
6月
6/2 (土)畑の仕事、太鼓の練習(さくらピア)
6/16(土)畑の仕事
6/23-24(土・日)一泊旅行(静岡方面)
6/27(水)「ブリリアント」慰問 (あかね荘)
6/30(土)畑の仕事
ブリリアントにご協力いただいた方々
立岩清様、北川藤良様、鋤本恵美様、澤田竜弥様、杉浦依和夫様、宇野和男様、森下昌洪様、曽我洋秀様、佐溝力様、山口京子様、井上浩様、菅谷君男様、豊橋善意銀行様、カリオンビル様、豊橋市社会福祉協議会様、(株)うずらの里内田ファーム
ブリリアントにご寄付下さった方々
伊藤洋様、藤井武弘様、立岩清様、曽我洋秀様、天野裕子様、大須賀良子様、内田佳伸様、山口京子様、森下博香様、石井一幸様、金原博昭様、黒木武秀様、鈴木静子様、兵藤昇様、北川藤良様、佐溝力様、大橋温様、鈴木照子様、植田紗加栄様、香村様、デイサービスセンター椰子の実様、デイサービスセンター寄りあい様、佐溝コレクション様、豊橋ケアセンター様、豊橋善意銀行様、豊橋市社会福祉協議会様、(株)うずらの里・内田ファーム
いろいろとご協力、ご支援ありがとうございました。
編集後記
野菜畑のキュウリやミニトマト、ナスが豊作でありがたいです。昨日は初物の小玉スイカをいただきました。予想以上に甘く熟しており、美味しかったです。ネットを張ったりしてくれた白井さんと前田君のおかげです。感謝!
今月号のブリリアント新聞の原稿はブリリアント旅行のことを書いてよかったと思います。次の行事を経験して。
NPO法人ブリリアントの年次総会も無事終わり、また新たなスタートを切ったブリリアントですが、皆様のご支援とご協力に支えられて今年も頑張ろうと思います。よろしくお願いいたします。